ウォーキングは、日々歩いている私達にとっては大変身近な「スポーツ」です。実際にウォーキングは、ジョギングと同じように足を使ったスポーツですので、ウォーキング=歩くことというようなイメージで始めてしまうと、怪我などの思わぬトラブルも生じます。そのため、ウォーキングのトラブルを回避するためには、様々な注意点もあります。例えば、普通に運動する前は準備体操やストレッチなどをしますよね。これらの運動をすることで予め体を温めておいて、未然にトラブルを防ぐという意味があります。ウォーキングも、れっきとしたスポーツですから、安易な気持ちで始めてしまうと、色々とトラブルが起きてしまいます。そこで、そういうことが起きないようにするにはどういうことを気をつけたほうがいいのか、考えていきたいと思います。

ウォーキングをする前に気をつけるべきこと

冒頭でもご案内しましたようにウォーキングはれっきとしたスポーツですから、歩くことと同じように思ってウォーキングをしてしまうと、大きな怪我をするなどトラブルをおこしかねません。そこで次の4つについてしっかりチェックすることが必要です。
・体調が悪ければ中止する
・十分なストレッチ
・靴選びは慎重に
・ウォーキングの服装も意識する

まずは、ウォーキングはスポーツなので、体調が良くない場合は休むようにしましょう。例えば、学校の体育で水泳の時間のときに、体調が悪ければ休みますよね。ウォーキングも全く同じです。体調が悪い場合は、やらない。これはスポーツの基本です。

次に、ウォーキングをするのに問題のない体調であるという場合は、事前にしっかり準備運動(ストレッチ)するようにしてください。ウォーキングは、特に脚の筋肉に負荷がかかりますので、下半身のストレッチは重点的に行ってください。しっかりストレッチをすると、筋肉が温まり、柔軟性が増しますので、怪我防止だけではなく、効果的にウォーキングが出来ます。あとは、スポーツである以上にシューズは重要です。シューズのサイズが合わない場合には、転んだりするだけではなく、靴ずれの原因となります。最後に服装ですが、こちらも通気性や伸縮性の高いウェアを選ぶようにしてください。通気性などが悪いと、思った以上に体温が上がってしまうので、トラブルの原因になります。

ウォーキング中に気をつけること

ウォーキング中に気をつけることはまず水分補給です。通常ウォーキングはジョギングと比べて運動量も少ないと思われがちですが、実際には水分が体から奪われて脱水症状になるケースもあります。そのため、のどが渇いたと思ったときは、積極的に水分を補給しましょう。ここでの水分は吸収しやすいという意味でイオン飲料がおすすめです。また、ウォーキング中に痛みが起きたら即刻中止してください。無理にウォーキングを続けてしまうと、炎症がひどくなり悪化します。例えば靴擦れや水ぶくれなどの場合であれば、すぐに中止しましょう。これはウォーキングに限らずスポーツでは当然のことです。

ウォーキングが終わったら

ウォーキングが終わったら、それでおしまいというわけではありません。まずは脚の筋肉がウォーキングで緊張しているので、まずはストレッチをして、緊張状態を緩和しましょう。次にウォーキングをすると汗をかきますので、しっかり汗を拭いて、着替えるようにしてください。そのままの状態ですと、スポーツをしたあとですから、体温を奪われますし、そのため風邪を引きやすい状態になっていますので、着替えるようにしてください。最後に、一日の終わりには、しっかり入浴をして、緊張した筋肉を温めることでほぐしてあげるようにしましょう。入浴は足もリラックスしてくれますし、心もリラックスしてくれるので、非常に効果が高くなります。