ウォーキングは最も身近な運動

社会人になると、仕事や家庭が生活の中心になりますので、学生時代と比べると、一気に運動不足になってしまいます。本来であれば、何かスポーツをしたり、ジョギングなどを生活に取り入れたいところですが、冒頭でもご案内したように、日々の生活が忙しく、なかなか運動ができません。ところが、運動不足が続いてしまうと、肥満に結びついてしまうため、健康的にもマイナスに働いてしまいます。そのため、健康を維持させるためには日々の生活に運動を取り入れる必要があります。ところが、現実的には運動部族を解消するのは難しいというジレンマが社会人にあります。

その点、毎日生活をする上で常に歩いている=ウォーキングをしているので、ウォーキングを効率的に生活に組み込むことで、従来の運動不足を解消することも可能になります。それは、年を重ねていくと、なかなかハードな運動というのは肉体的に難しくなりますよね。例えば、50歳の人が、中学生の時と同じように走ることは出来るかというと、よほど鍛えていなければ難しいですよね。その点、ウォーキングに関して言えば、年齢を問わずに最も身近な運動ですので、ウォーキングを日々の生活に取り入れることで、健康不安の解消をすることが可能になります。

専門のシューズを選ぶことが大事

それでは、ウォーキングを始めたから、運動不足を解消するというわけではありません。ウォーキングを始めるためには、まずはウォーキングを先に始めるというわけではありません。つまり、例えば仕事をしている男性が、いつも会社に通勤している靴がウォーキングに最適かどうかと考えると、これはNOと言わざるを得ませんし、女性が日々履くようなハイヒールがウォーキングにあっているのかというと、これは全くあっているとは言えません。

通常、何かスポーツをする場合に、野球であればスパイクを履いてプレイをしますし、同じ陸上でもランニングや短距離では全くシューズの仕様が異なってきます。陸上ではなくても、バスケットをするにしても、テニスをするにしても、運動によってシューズの仕様が異なってきます。それはそれぞれのスポーツをする上で、足に関わる負担が違ってきますので、シューズによって仕様が変わってきます。ウォーキングも全く同じで、足を使う運動だから、ジョギング用のシューズを履くということは間違いで、ウォーキングをする場合にはウォーキング専用のシューズを履く必要があります。

ただ、ウォーキングと言うだけでも、様々な種類があります。本格的なスポーツウォーキング用のシューズから、街の中を歩くようなカジュアル系のシューズまで色々あります。また、ウォーキングシューズを選ぶ場合には、ウォーキングシューズを選ぶ時間とかもあり、どの時間に選ぶのが最適なのかということもあります。その点、どういう点を注意をしてウォーキングシューズを選ぶ必要があるのか、ご説明します。

ウォーキングシューズの選び方

まず、ウォーキングシューズを選ぶ場合の時間は、午後から夕方がおすすめです。その理由は、人の足というのは、朝よりも一日の時間を過ごしていくと、足がやや膨張します。ですから、膨張している時に履きやすいかどうかチェックをした方が、足にあったウォーキングシューズを選ぶことが出来ます。また、靴下の厚みでも足入れが変わりますので、ウォーキングの際に履く靴下を履いて、履き心地をチェックして見るようにしてください。

次にウォーキングシューズをチェックするポイントは次のとおりです。
・甲はきつくないか
・くるぶしはあたらないか
・足指部分の屈曲部分は柔軟か
・かかとがフィットしているかどうか
・つま先はあたってないか
・アーチラインはあっているか
です。

また、ウォーキングシューズを選ぶ際には、出来れば専門店に出向いてでお店のスタッフとよく相談して決めるようにしましょう。お店のスタッフはいろいろな人のウォーキングシューズを選んでいるので、目が養われていることもあり、色々と相談をして自分が十分納得して選ぶことをおすすめします。