やばいぐらいに歩かない現代人

現代人はとにかく歩かないといわれています。せいぜい家から駅への道くらいしかまともに歩かないという人も多いでしょう。車を使う人ならもっと少ない事も多いでしょう。
毎日歩いてなんぼの人々の邸宅から邸宅へ練り歩く営業マンの様な歩く事が必要な人であればその限りではありませんが、多くの人は歩かないですよね。
移動には電車やタクシー、車を使い、常に乗り物と共にある様な気がします。昔は仕事というと汗水たらして行うものでしたが、現代ではその逆で仕事といえばひたすらパソコンとにらめっこし、プライベートで好きなスポーツなどを行って汗水をたらすという人も多いのではないでしょうか。
それくらい歩かない人が増加しているわけですが、当然人には様々なライフスタイルがありますので全ての人がその限りではありません。
では平均してどのくらい人は一日に歩くのか計算してみましょう。

平均歩数が減少傾向にある現代人

厚生労働省が実施した「平成25年国民健康・栄養調査結果の概要」によると、男性の一日当たりの平均歩行数が7099歩、女性で6249歩であるようでした。
これを多いとみるか少ないとみるかですが、確実に歩行数というのは年を経る毎に減少していっています。その理由の一つとして高齢者が増えたというのがあるのですが、若い人の間でも同様に減少傾向にあるようです。
厚生労働省は歩行数の目安として一日1万歩を推奨しています。しかしどの年代を見てもそこには至っておりません。
現に最近の若いタレントやアイドルを見ても、非常に線がほっそりとしていますよね。特に男性に顕著です。山崎賢人さんの様ななよっとした人が若い女性に人気があり映画で主演を張っているという事実が私には信じられません。かつて「あすなろ白書」で石田ひかりさんがキムタクさんを振って筒井道隆さんを選んだり、山田邦子さんがトレンディードラマで主演をやっていたりした路線なのかなと思ったのですが、ガチで人気がある様なのがちょっとマッチョイズムに侵されている私としては理解できないものがあります。
要するにああいうもやしっ子が人気がある事が不自然ではない位に人は運動不足が当たり前になり、なよっとしてきているわけです。筋肉が衰えてくると自然となよっとしてきますからね。
つまり平均歩数の減少が男女の好みや社会現象にまで影響を与えているという事に繋がりますね。歩行が減るというのがいかに由々しき事態なのかよく分かります。